森美術館の都市と文化の考え

日本外国特派員協会にて朝会があり、今日のゲストは森美術館の南條史生館長であった。

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森ビルは2003年に都市開発にて美術館を開いた。
今年で16年目である。
その中で、都市と文化の融合、そして文化とは何かを模索している。

海外ではローカルのアートを展示する時、公共の場、廃校、古民家や廃墟となった住宅を利用し、多くの目に触れるように展示している。だからこそ、運営が安く出来るところもある。日本もそれを見習うところがある。確かにこれは良し悪しのところがあるが、ここでは述べない。

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国際的動物保護と技術

去る10月3日に日本外国特派員協会にてLIA(Life Investement Agency)の記者会見がFCCJにてあった。

http://ngo-lia.org/

 

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LIAと言う組織はワシントン条約にて保護されている動物以外にも普通の動物の違法な売買の取締を行っている組織である。そこで大きな問題は日本の今の状態で役所(環境省)が現状を理解しておらず、象牙などの違法な売買が日本で繰り返されているだけではなく、出処不明な象牙なども、いとも簡単に正規の証明書を発行される問題を指摘している。

なぜそれがわかるかと言うと、業者が未登録な象牙などを入手し、いい加減な書類(大きさや重さなど間違った内容)の申請書を現物を見せずに、単なる写真と書類審査で発行されてしまい、闇市場で仕入れたものがロンダリング作業で日本で正規物扱いに行っているのをスタッフが証拠を抑えているからである。

やはり一番大きな問題は日本ではYahooオークションで売買されているところだろうと。
これが世界で非難を浴びている。
何故Yahoo Japanは止めないのか?
合法であるからと・・・いやいや、かなりの量で問題が発生している。
最近は摘発を逃れるために「イミテーション」や「レプリカ」と書いて販売している。
しかし、象牙を見ればイミテーションではないことも、レプリカでないことも専門家が見れば一目瞭然である。
そもそも、このようなモノが例えイミテーションであっても売買されている環境があるから、密漁が増えるだけではなくロンダリング市場が消えないと代表の矢吹氏は訴えている。

そしてDNA検査までするところまで発展しているが、DNA検査はお金と時間が掛かるのでとても大変である。

2015年8月10日にFCCJにてEIA (Environment Investigation Agency) が記者会見も行っている。
奇遇なことにEIAとLIAが同じターゲットを暴いていたと。そして多くが中国の売人であると。

9月にアフリカ会議で報道陣の前で環境省の人が「日本国内の象牙市場は適切に管理されている」と言ったが、実際とは大違いで、管理どころかロンダリング現場になっていることが未だに役人は理解していないと。

そんな中、Seatleのバイオテック系のスタートアップ会社、Penbient社が昨年からサイの角の偽物を大量に作り市場を混乱させようと言う案が浮上してきた。サイの角は象牙と違い、ケラチンで作られている。ケラチンと言えば、爪である。これを3Dプリンタで本物と偽物の区別が付かないくらいの精巧なモノが作れるので1000、10,000、100,000 の単位で闇市場に投入し混乱させ、市場価格を落としてしまおうと。

ここに2016/09/18に投稿した
https://www.facebook.com/YEYShonan/posts/1085843731471412

さて、これが果たして良い案かどうかと聞いた。
提供してもらった(当日配布資料)だと、サイのツノが一番多く摘発されている。
そしてサイの角と本体のマーケットはとてつもなく大きい。

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私の質問が51:16から始まっています

 

そこで得た回答が:
我々は全員ヴィーガンであり、例えそれがケラチンを使っていて作って偽りのサイの角であっても、そのケラチンは動物性であるから、この作戦には反対する。動物を使っての材料は一切使いたくない。
本来なら、日本では環境省がきちんと人を増やし、仕事していればこのようなことにはならない。
そしてまた問題は、警察はすぐに動いてくれるが、検察が証拠不十分などで不起訴になってしまうことが多い。
これがとても悔しいと。

3Dプリンタはとっても良い技術だが、現在の段階でLIAは野生動物全般を見ているのと、動物の肉体組織を利用してでの(例えそれが牛や豚であろうが)素材を利用して市場に投入するのは反対である。これがケラチンでなく、樹脂なら話しは違うが、樹脂だと、本物と偽物が瞬時に見分けがつくので市場を混乱させるための結果としては思わしくない。

PS: 猫ちゃんの里親募集もしていますのでぜひご協力を
http://liasatooya.blog.fc2.com/

 

日本の食文化は変化している

昨日(2016/09/13)の日本外国特派員協会の朝会にて学校法人 辻料理学館 辻調理師専門学校 理事長・校長、そしてグループ代表の辻 芳樹氏が会見を行った。

泣く子も黙る辻料理学校の総帥でもある。

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題名として、日本料理「伝統と革新」に関してお話を伺った。

まず、日本は暖流と寒流の両方があるおかげで、世界の15%のお魚が日本近海を通るのでお魚にはものすごく恵まれた国である。そして日本の沿岸の総距離を合わせたら、アメリカの1.5倍もの長さがある。それでも面積的にカリフォルニア州より若干小さい。そして、その面積の70%が山岳なので利用が難しい。

よく知られていないのが、日本の文化は世界から影響があってこそ、今の食文化がある。
大陸からの料理だけではなく、文字も、食卓で利用する箸やスプーン・フォーク等もそれぞれ海外から日本に持ち込まれたものである。これが融合して今の日本の食文化を支えている。

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Wantedly.comの不思議な市場

今日(2016/09/09)、FCCJ(日本外国特派員協会)にてWantedly.comのCEOである仲暁子氏が記者会見を行った。

Press Conference: Akiko Naka, CEO of Wantedly

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Wantedlyは企業の人財マッチング会社であり、人材派遣ではない。
更にクラウドソーシングサービスでもないし、そこに向かって仕事をしているわけではない。
SNSを使って企業がそこにランディングページを作って人財確保するのと、ジョブマッチングを行う。
リクルーティングサービスである。

Wantedly.comはすごく若い会社であり、CEOの仲氏も30歳チョイで、異色の経歴の持ち主である。
そして平均年齢が28歳と言うことだ。

どのようにここのビジネスモデルがあるのかと気になったので、ホームページを見たら、前述したように企業が有料のランディングページを作り、人材確保することが可能だと。

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現在、18,000件の需要があり、5000件の仕事のオファーがあり、月間100万人のアクティブユーザがいるとのことの大きなソーシャル仕事サイトでもある。

ナニがみんなを魅了するのかと言うと、探している方もジョブマッチングをする方も、タグで相手を探すことができる。
エンジニアを探したいなら「Engineer」と入れたり、更に詳しく「Software Engineer」など記述してターゲットを絞っていく。
そして、ジョブマッチングが出来たなら、軽い形で会うようにと。つまりお見合いみたいな形で。
かしこまった形だとお互い(求職者も雇用者も)が長く続かないだろうと。
更にゆるくさせるために、給与や福利厚生のことを載せないことにしている。

そして、日本人の多くが会社を辞める場合、給料の問題は二の次であり、一番大きな課題が人間関係だと。
Wantedlyはそこに目をつけた。
楽しくない人間関係で腐っていく自分をどうやって仕事のモチベーションを上げていくのかと。
しかし、日本人はなかなか転職しない。
転職を恐れているのもある。
転職をすると、ゼロ以下からの人間関係を構築する必要があるからだろうと言う恐れがどこかにあるのだろう。
つまり、転職でバージョンアップではなく、振り出しに戻ると言う保守的な想像から人財モビリティが少ないとも言える。
しかし、すでに終身雇用制度は終わっている。
仕事を選べる時代でもあるし、バックボーンがあればどこでも働ける。
更に語学ができれば(最低でも英語力が必要)。

WantedlyにはMotivation 3.0と言う発想がある。
まず、1.0時代は石器時代で強制的に色々とさせらたときで、2.0は飴と鞭でおでこを撫でながら、ホッペにビンタを食らわす時代で、更に今の3.0は喜びと共感を得てやる気を出させる時代であると。

その中で Wantedly は仕事をするのにワクワクする相手を見つけやすくする仕組みを提供してくれる。
多くの会社がすでに活用し、コラボを可能にする場を設けてくれている。
社長の仲氏は、あくまでもクラウドソーシングサービスでも人材派遣でもないと主張された。

昨今、企業が部門をスピンオフさせたり、人財がいない場合、ハッシュタグを利用して、プロジェクトベースで仕事をするようになり、Wantedlyみたいな仕組みに人気が出ているそうだ。時代はアメーバ的にくっついて、分離する。
プロジェクトベースであるのと、ランサーズが提供するような「コンペ制度」ではないので、エンジニアやデザイナーの仕事を雇い主にパクられることがないのが魅力であるだろう。
そしてクラウドソーシングの仕事は今後AIの発展で多くの仕事が置き換えられるだろうと。
(そこまではちょっと言い過ぎかと思ったけど)

会社の未来は?
今、海外展開している。インドネシアにもオフィスを設けた。
当初は日本人を起用したが、上手く行かなかったのでやはり現地の人をヘッドにしたらスムーズになったと。
郷に入っては郷に従えと言うのだろう。

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そして、英語力はMUSTだと。
日本のマーケットはローカライズしても、所詮日本のみ。
英語ができれば、英語を話せる世界の人たちを相手にできる。
市場が大きく変わる。
故に次の展開はシンガポールとのことだ。ここも英語圏ですね。

今後、力を入れるのはアジア圏だろうと。
しかしやはり、最後のフロンティアはアフリカだろう。
やはり言葉ができることは大切なので、ぜひWantedlyに登録する人たちも英語をもっと身につけて、ご自身の可能性を広げて欲しいです。世界が変わります。

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