パーフェクトであり続けねばならない日本は損している(その1)

賛否両論だが、敢えて物議を醸す発言をします

日本の会社組織はパーフェクトを目指す課題。
以前私もそうでした。
なぜならプリンタやコピヤのファームウェアを開発していたので「割り切り」で市場でトラブルを起こすと大問題になったからです。

しかし、私の上司の課長は「そこは割り切りでいいよ」と言ってくれましたが、システムのエラー調査をしている身としてはいとも簡単に再生されるバグだが、根が深すぎてどうしても取り除けない場合があったりするから担当者として怖くてOKを出せなかったです。
市場での対応が不可能なマスクROMにしたら、アップデートできない状態になります。

 

私が尊敬する人で、FBでたった一人友達になっていない人でフォローしている人がピョートルさんである。
もちろん知り合いですよ。
毎回開催されているミライフォーラムにも参加しますし、そこのスタッフとも仲がいいです。

さて、「パーフェクト」でなければならない日本の課題はどうしてこうなったのだろうかと。

一言で答えるなら、(持論ですが)ハードウェア思考の会社だからです。
ハードウェア(製造)メーカ大国として戦後の高度経済成長時代に走っていたからです。
前述のマスクROMでの対応は不可能に近いのは、基板にはんだ付けされていたら(それも4層や6層基板)ほぼROM交換ができず基盤交換になります。
そして基板も特殊な基板で開発用でEE-PROM(電子的書き換え可能プログラム可能ROM)で置き換えるボード、そしてメチャ高いEE-PROMで誰か(海外では現地サービスマンや開発関係者)が交換せねばならないわけです。こんな怖い設計する日本だから(1円でも安くなるコスト優先)。

なのEE-PROMで出荷はあり得ないわけです。
それに、当時8M bit EE-PROMは高性能メモリーなのでCOCOM条約で引っかかっており、まだドイツが合併した直後、さらに冷戦は終わっていない。
そんなところで東側(政治的には当時のソビエト連邦関係を「東側」と呼んでいた)にこれが流れたりすると技術流出になるのでこれを出荷するわけにはいかないのでした。
マスク化したら書き換えができないので大丈夫なんです。

私が経験した事例はもっとあります。


さて、当時の製造大国日本はハードウェアの信頼性をアップさせるにはどうしても欧米を抜く必要があったのは言うまでもありません。
このとき、性能を上げるには小型化そして省電力化、そして信頼性を上げて、高性能多機能を重視する必要がありました。
そして、世界最大の米車産業を追い抜き、追い越しました。
コンピュータも同様。IBMを任すくらいのハードを作ってきました。
そう、すべてハードウェアです。

平成元年、バブルが弾けた直後の日本企業と今の日本企業の世界ランキングにてこの表がよく利用されます。

この数字はどうやらダイヤモンド社が調べ上げたデータらしい。
調べたら週刊ダイヤモンド 8/25

https://diamond.jp/articles/-/177641?page=2

https://twitter.com/harukask1231/status/1032153899447115776/photo/1
(ここから取りましたが、実際は上記のダイヤモンド社と判明さらにBusinessWeekが大もとらしい)

さて、この直後の1992年の日本企業の時価総額はどうなったかというと、トヨタがトップになった数字がある。

時価総額ランキング上位企業(1992年と2016年) / グローバルでは大きな変化、日本は同じ顔ぶれ

1992年12月31日の円ドルの換算レートは125円弱(124.739円)だった

https://xn--1-nguwep56l.com/1992/12.html

さて、そうなると最初の表の約1640億ドルと3年後の713億ドル(半値以下)になったのは納得できない。
どこかの誰かの数字が違っている。


さて、ここまではこれでよいとして(どうであろうが日本の企業の衰退と「パーフェクト理論」について語りたいので金額がいくらかとかは別問題)


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