スナチャの勢いが

このサイトの mms.yey.co.jp と言うなは実はマルチメディア・システムの略なんです。
実は、当時、私が自前で/29の固定IPアドレス郡でサーバを建てていた時、マックサーバを使って色々なサービスを提供していた。今はビジネスモデルが変わってやってなく、すべてレンタルサーバにしましたので、継続してませんが。

さて、そのSnapchat(現在Snap社)ですが、鳴り物入りで上場。
しかし、どんどん株価が下がる。

ちょうどIPO直後の3月3日に最高株価が27ドルをマークしている
最大瞬間風速で次の日$29.44を記録している。

今は17ドル以下まで落ちている(10ドル減)、株価が41%ダウン
実はIPO価格が$17であって、初めて下回った

さて、何故だろう。
みんな期待していたように株が上がらないのは。
たぶん、ライバルのInstagramに差をつけられているのだろう。

考えてみるとしよう。
Snapchatが元祖消える投稿を提供した。
その後、様々なSNSサービスが同じようなものを提供している。
私は消える投稿以外は元祖はSkypeだと思っている

さて、Snap社が上手く行かないのは、データは高速回線(LTE/4G)が必要であるからとも考えられる。
電話だけなら3G回線のパケット通信でも充分。実際、私はSkypeを3Gで利用していたこともあるし、Ustream番組を3Gで放送していたことも幾度もある。

しかし、このアプリはLTE/4Gが必須だ。
世界中どこでもこの高速回線が利用できるとは限らない。
つまり画像の投稿でその場の回線品質が悪ければアウトになる。
しかし、旅しているとどことなくフリーWiFiが存在したりする(あまり利用したくない)。
実際、Snap社は発展が著しくない環境の国々は眼中ないのだろう。
地域によって求められるSNSはそれぞれ違うだろうけど。
LINEがアジア圏で上手く行っているが、欧米ではイマイチだ。

半年前の記事だが、Goldman Sachsが来年2018年には20億ドルの収益を生むの憶測があった。
うぅ〜ん、ハズレだなと言うしかない。
つまり、収益モデルが上手く動作してないってことだと投資家は判断したんだろう。
アプリの機能として収益性がどこにあるのかがハッキリしないところだろう。
Google、Facebookなどの広告連動ビジネスの難しさがわかる。
たぶん、この2社ですべてを漁っているのだろうと。

そして、FacebookがInstagramのStoryを利用して似たサービスを提供しはじめている。
Instagramはすでにユーザ投稿の広告宣伝媒体のデファクト・スタンダードである。
それが動画であろうが静止画であろうがだ。
スナチャの専売特許でもあったビジネスを根こそぎに持って行かれたとも言える。

今、広告連動ビジネスはブラウザに保存されているCookieを読み取って素早く連動した広告をフィードしている。
人間が入って選ぶ余裕はない時代だ。
自分がエロサイトをよく見ているなら、その連動した広告が現れる。
つまりブラウザの中は相手に筒抜けってことだ。

今、ビジネスモデルの寿命は10年と思って欲しい。
広告連動もG社とF社で牛耳っているが、次の世代はどうなるかもわからない。
Microsoftですら、また3000人から5000人をカットすると発表された。
OSなんか無料だろう!って思うようになるとどうしてもWindowsを入れる気にならない。
Win7→Win10にアップグレードしてそれがクラッシュして再インストールしたらWin10にアップグレード出来ない(しないほうがマシだった)のでまたOSのEOLがきたらヤキモキするしかない。

そして、今、流行っているモノの寿命が3年くらいしか継続していない。
アプリそのものが中身を変更して進化している。
Instagramですら最初のころと大きく変更された。それこそスナチャを意識して改良された。
ザック氏が売ってくれと言った時に売っていればよかったのかも知れない。
Facebookなんか自転車操業かと言えるくらい微妙だが毎日、色々な変化をもたらせている。
しかしInstagramでさえいつまでも神通力が持つかわからない時代だ。

私のとある友人が言った名言がある。
「会社を売りたくない時が売り時だよ」って。
つまり買い手がいるときが売り時だと。
それ以上待てば陳腐化して、自分がその責任を負わされると。

今、私も久しぶりにSnapchatを立ち上げた(grim.reaper wada)で検索できる。
先ほど2つ投稿してみたが、Instagramに慣れた自分としては、このアプリの使い勝手(UI)が非常に馴染みがないのでかなりの慣れが必要と判明。
いや〜、これだとInstagram派とSnapchat派に市場が別れてしまうなと。
そして、おカネを生むのはSnapchatを利用している子どもたちではなく、実際Instagramを利用している大人たちである。どこから収益を得るのか考えて見るとInstagramやLINEのほうが明確で、確実に人気が出るのがわかる。ちなみにVineはすでにカメラアプリになってしまったのは言うまでもない。