ソーシャルメディアは人生を疲弊する?

先日、どこかでFacebookの投稿が2/3に減ったとか言うニュースを見ました。
確かにそうかもな〜と。
若い人はFBにはあまり触れたがらない。
Instagramだ〜とか言っても、あれはすでにFBの子会社。
それはともかく、「いいね!」♥疲れなんですわ。

確かに昔の同僚どころか、小学校・中学校・高等学校・大学で音信不通になっていた友人がワンサカ出てきて交流することができる時代になりました。
私も小学校の同級生にて芋づる式に大勢とつながり、FB Groupを立ち上げて、学校の卒業生の公式グループまで発展し、昨年は表彰までされました。

しかし!

これを毎日フォローしていると疲れが生じます。
遅かれ早かれ疲れが誰しにも出るはずですが、それは当然のことです。

一番、疲弊するのがUser Interface(UI)が毎週変化あり、User eXperience(UX)の低下を起こすことです。
Facebookはそこの天才です。

UXの低下をとことんとやっています。
私も7年前にFBを初めて、最初は友達がいなくてトホホでしたが、ある日、同級生の一人を発見し、芋づる式につながっていき、楽しさを感じました。
しかし、毎週のごとくユーザインターフェースが変わったり、送信したものが消える(データの同期エラー)などで長い文章は送信する前にコピーしてナンとか保存しないと後から痛い目にあうことになり、嫌気さがずっとありました。
・・んで、今は不満はないのか?と聞かれますと、不満はたくさんあります。
だからこそ、本当ならTimelineに何も流れてこないようにしたいです。
相手を「非表示」にするのも面倒くさい。
だったらデフォルトでどこのリストを表示させるか選びたい。
そしたら、必要なところだけを見ることができるから。

そしてFacebookは最近やたらとUIが変わって要らぬものがどんどん追加されています。
誰のためにやっているのかも不明。
更にMessengerアプリはゲームまでできるようになり、膨れ上がっている。
なぜFacebookはMinimalistにはならないのか?

まず、それはビジネスモデルが、商業的でありながら、商売をしているようには見せない仕組みを作っているからです。
Googleさんも同様にすべて無料だと思い込んでいる人たちが大勢います。
しかし、その裏では広告を出したり、Google Driveの保存容量を増やしたり、企業が基幹メールシステムを自社サーバからGMAILにしたりしているからこそ成り立っているものです。利用者は間接的に商品を買うなりしてGoogleへ課金しています。
ではFacebookはどうなのか?
Facebookも同様でここに広告を出す人たちは大勢います。
広告主は企業とは限らない、任意団体だったりすることもあります。
更にイベント通知で少額を支払えば大勢の人たちに届くことすら可能です。

そう、この広告システムは下手に新聞折込広告を入れるより効率が良いのです。
今では新聞を購読している家庭も少なくなってます。
折込広告を入れる金額もどんどん下がっています。
そんな中、新聞社は紙媒体での新聞発行部数を維持するために電子版の料金を上げています。
これは折込広告の収益も上乗せしていると考えても良いでしょう。

新聞よりも、確実に趣味や興味がある人に情報を届けられるということでFacebookは人気があります。
実はFacebookやGoogleは皆さんが驚く以上にあなたの情報や趣味や興味を取得しています。
あなたが押す「いいね!」や見ているFacebook Page(ファンページ)やInstagramなどのフォローなどすべてマイニングしています。
Googleさんは検索したものをすべてCookieやIPアドレスどころかマシンのMACアドレスなどで把握しているはずです。
ましてGMAILを使ったり、ログインして検索したり地図を見たり保存したりすればするほど。
AndroidケータイでGoogle Mapで地図検索してナビで使えば使うほど情報を吸い上げています。
このような情報がすべてGoogleさんが管理するBig Dataとして活用されます。
Amazonもあなたが購入したものや見ているものをみんな把握しています。
だからこそ、次に買いたいものなどを表示させることが可能です。
そして同じ趣味を持っている人たちが何を見ているかを提案するわけです。

ソーシャルメディアは、とくに日本人は「良い話が好き」で良いことを書くことや読むことが美談とされているので、某出版社は自己啓発本などで良い話(多くがコピペや釣りネタとも思われる)に便乗するのが楽である。更に驚くことにFacebookなどで見たくない広告を消すことも情報を得ているんです。そしてあなたの好みや思考をマイニングしていますので、次に打つ広告がよりストライクゾーンに命中するように出来ています。そして相手の自慢話がどんどん流れてきます(笑)

そういうのがソーシャルメディアの活用の罠であり、FacebookやGoogleの大手は自分の好みの情報をどんどん流していくことが可能になります。しかし、このように自分の持っている潜在式の情報と深層意識の情報が吸い取られていっても疲弊することはないです。これは精力と違ってただの自分の意識を相手は取っているからです。
では、何がFacebookやTwitterをやっていて疲れるかといえば、見たくないものを見せつけられるからです。
そして、余計なものが画面に張り出されるからです。
一つ、大きな例とすれば「もしかして知り合い」のところです。知り合いだから何だって言うんだよと。知り合いでも友達になりたくない人も大勢います。関わりたくない人も大勢います。それをずっと見せつけるからです。いちいちブロックするのも疲れるし【x】をつけて消すのも面倒くさい。この行為が人を疲弊させる。

つまり見たくないものをどんどん見せつけられるのがソーシャルメディアで疲弊を誘発させるんです。
Google+では幸い、そこが少ないので、助かっているのは確か。
しかし、Googleさんは使えば使うほどあなたの情報を吸い上げているので、あえてFacebookみたいに「ここ見て!」なことをせずとも情報を吸い上げることができるのです。しかしGoogleさんだってやってますからね。

Twitterも余計なものを表示させていくし、おすすめのアプリを表示したり、前回からのログインを表示してわけわからないツイートをしてしまったり、誰々が興味を持っていますなどの表示したり、自分には関係ないものをガンガン流してくれるので疲れを増やしてくれます。

では、最後に、何が癒やしなのかといえば・・・

tumblr.com

ですよ。ここは、自分の好きものしかフォローしないし、表示されない。
そして、すごいことに投稿に「時間」という概念をなくしたので5年前に作ったものやリブログしたものがまた流れてきたりします。それも違和感なく。

つまりソーシャルアプリを利用していて、一番人を疲弊しているのは、時間という概念で「今でしょ」を押し売りするFacebookやTwitterで、賞味期限が短いものばかりを食わせていることだと思います。Instagramでも私は過去のものを追ってガンガン「♥」を付け加えていたら、二度ほど規制をかけられて、投稿写真を見ることはできるがそれ以外のことはできない状態になりました。つまり「今でしょ」の概念で走っているものを遡ることとUIの変化がUXの疲弊を発生し人が離れていく。


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